2016年3月20日日曜日

Fire-King Blue Mosaic

皆さま、おはようございます。

今日は、Fire-Kingのブルーモザイクについてです。

ブルーモザイクは、
ミルクガラスに様々な色のブルーで、
タイルを敷き詰めたような円形が特徴です。
手前がスナックセット、奥がプラッターです。

1966-1969年の3年間のみの製造ということで、
最近は箱入りのものは、
なかなか見かけなくなってきました。

個人的にはスナックセットのお皿が
他のものと違って、片方のお皿の縁が少し平らになっているので、
(写真の、お皿の左側の方のことです。右側に比べて、少し平らになっています。)
手を差し込みやすく、運ぶ時に持ちやすいなぁと思います。


私はこの模様がスノーフレーク(雪の結晶)に見えて仕方ないので、
なんとなく、
このアイテムは冬に使いたい感じなのですが、
実際は夏とかに使うものなのでしょうね。

夏に使えば、清涼感のある
清々しいコーディネートに
なるのではないかと思っております。

でも…
春向けのエレガントなコーディネートにも
使ったりしています。


爽やかな感じですね!

ご覧頂き、ありがとうございました♪

2016年3月14日月曜日

Fire-King Peach Lustre

皆さま、こんにちは!

今日はピーチラスターについてです。

ピッカピカのオレンジ色…。
現代にはなかなかないお色ですね~。


最初はちょっとレトロな色合いかな~と
思ったのですが、
手にしてみると、
このキラキラ感がたまらないですね^^

ホワイトやアイボリーのアイテムに
ピーチラスターが吹き付けられています。

テーブル上で目を引くこと
間違いなしのアイテムです^^

ボウルと小皿は…
これは手に入れるの、大変だったなぁ。。。

シェルのピーチラスターづくしで、
こんなコーディネートができるそうです^^
美味しそう~^^
…って、このコーディネートは私のコーデではなく…
(うちにはこんなにピーチラスターはないので…)

ボウルと小皿の入っていた箱の表面に載っていました。
耐熱で、電子レンジとオーブンはOK!と
箱に記載がありました。

和洋折衷のお料理に使ってみたり…。
日常でも気軽に使えます。


もう一つのアイテムは、
ピーチラスターのグラタン皿…

木製のボード付の、
一人用のグラタン皿を探していた時に
出会いました。
5枚セットで即決!でした。
こちらは箱はないのですが、
木製ボード付は、多分珍しいと思います。

オーブンもOKなので、グラタン等最高です^^


ご覧いただき、ありがとうございました♪


2016年3月11日金曜日

Fire-King Pink-Swirl

皆さま、こんにちは。

今日はピンクスワールについてです。



優しいピンクの色合い…

このお皿にお料理を載せると…
一気に温かみのある、美味しそうなご馳走に大変身!
したのをきっかけに、ひたすら集めました。

ピンクスワールのピンク色は吹き付けなので、
一点一点、色味や色ムラが違います。

また、お皿の下の方…バックスタンプの辺りは、
白い色をしているのも特徴です。

私は持っていませんが
品物全体がピンク色の製品は…!!!

私も最近知ったのですが、
ローザイト(Rose-ite)と呼ばれ、
生産数がとても少なかったので、
めったに見つからないレアものだそうですよ。

ローザイトはピンク色がガラスに練りこまれているため、
ピンクスワールよりも発色がよいそうです。

私も、自分の手持ちに、
もしかしてローザイトのものが紛れているかな~?!
と思って見てみましたが、残念!
ローザイトはありませんでしたf^^;

でも、ピンクスワールのピンクから白に変わっていく
グラデーションが綺麗なので、
私はピンクスワールの方が好きかな~。

長くなりましたが、
ピンクスワールは
春のお茶会や女子会には
外せないアイテムになっています^^

あ、またカップ&ソーサーを左に置いていますねf^^;
すみません。ついつい、癖で…f^^;

テーブルコーディネート的には
右側に持ってきてくださいね~f^^;

こちらの写真も
春らしいコーディネートになっておりますね♪


ご覧いただきまして、ありがとうございました☆

2016年3月10日木曜日

Fire-King Azur-ite Blue

皆さま、こんにちは!

今日はアズライトブルーについてです。

アズライトブルーといえば、
チャームやスワールが代表的なシリーズです。
ジェダイと同様、宝石の名前を冠しています。

うちには、チャームのカップ&ソーサーと、
スワールのプラッターがあります。

透明度があり、気品に溢れたブルーですね♪
アズライトブルーの優しいお色味も大好きです♪

チャームは、他のお色としまして、
ジェダイカラーやフォレストグリーン、
ロイヤルルビー等のお色もありますが、
1950-1956年と6年間しか製造されなかったそうです。

独特の四角いフォルムと
繊細なイメージから、
当時から爆発的な人気商品だったそうです。


チャームを使って、
クリスマスには、
こんなアレンジもしてみました^^

ご覧いただきまして、
ありがとうございました♪

2016年3月9日水曜日

Fire-King Alice

皆さま、おはようございます。

今日はFire-KingのAliceについてです。

Fire-Kingをまだよく知らなかった頃、
お友達にお借りした本の中で、
唯一、一目惚れしたシリーズがありました。

それがアリスだったのです。

エンボスが…
とてもエレガントで素敵なんです。
上品なお花の柄です。

Fire-Kingブランドは1942年に作られ、
最初にアリスが登場しました。
1945-1949年製造のものです。
たった4年間しか作られなかったこともあって
大変稀少な初期のシリーズです。

ちなみにアリス製造の翌年から、
ジェーンレイの生産が始まっております。

Fire-Kingで集めるならこれだな~!と
思っていたのですが、
そう簡単に遭遇できず、帰国…。

帰国後に、出会いがありました。

カラーは、ジェダイと
ヴィトロック(一つはブルートリム!)が
ゲットできました。

アリスは、
カップ&ソーサーと、
ディナープレートだけしか
種類がないので、
見かけたらゲットした方が
良いかもしれませんね!

大好きなカップ&ソーサーの一つです^^

追記:
カップ&ソーサーの位置が
左手に来ている写真が多いです。
すみませんf^^;
テーブルコーディネート的には、、、、
本来は右手に来ますね。

でも実際お茶を飲むときは、
私は左手でカップを持ち、
右手で何かやっていることが多いので…。

自然に左手にカップを持ってきてしまいます。

違和感を感じられた方、申し訳ありませんm_ _m

2016年3月8日火曜日

Fire-King Jane Ray

皆さま、こんにちは!

今日はFire-Kingの中でも、
20年間も製造されていた人気のシリーズ、
Jane Rayについてです♪

まずはうちにありますジェーンレイをご紹介。

ジェダイと呼ばれるジェードカラー(翡翠色)と、
美しい放射線状のエンボスが特徴で、
1946-1965年製造のお品です。

ジェーンレイという名前は、
これを集めていた
コレクターの名前からついたとか?!…
ジェーンレイの由来は、諸説あるそうです。

シンプルで上品なデザインは、
当時のアメリカでも大変人気を集めたとのこと。

 
ディナープレートはレア度は低いですが、、、
最近では5000円~1万円近く…で
取引されているようです。

カップ&ソーサーもレア度は低いです。
でもやはりジェダイというだけでお値段高めです。

シュガー&クリーマーは、
シュガーポットの蓋が付いている完品であるものを
探すのがなかなか大変ですね。



 
オーバルのお皿、プラッターは、
そこそこレアなものです^^
お値段もそれなりですね☆

でもなかなかお見かけしないし、
実際見て一目惚れして
買ってしまいました^^
 
ジェードカラーについてですが、
ファイヤーキングだけでなく、
その当時のガラス製品に
よく使われていた色だそうです。

といいますのも、

1940年ごろのアメリカは
オリエンタルブームがあり、
中国で最も高価な宝石とされる、
翡翠が注目されていたそうです。

ジェダイを集めだすときりがないから…と
思っていましたが、
やはり手にすると、綺麗なお色です…☆

ついつい、増えてしまいましたf^^;

今日は、
昔撮った写真で、Jane Rayが
映っているものもアップしてみました。

ご覧いただき、
ありがとうございました☆



2016年3月2日水曜日

アメリカンアンティークの魅力 その1 ~ミルクガラスについて

皆さま、こんにちは。

今日はアメリカンアンティークの魅力というタイトルで、
ミルクガラスについて書いていこうと思います。

ミルクガラスとは、その名の通り、
ミルクのような乳白色のガラスです。
写真手前のものはアンカーホッキング社のミルクガラスです。
(写真奥のものはもちろんキャンドルウィックですよ^^
こちらの作品については、Royal Blueのブログ
http://royalblue-blog.blogspot.jp/
をご覧下さいませ。)

ミルクガラスというネーミング…
なんだか美味しそうな感じがしますし、
あるようでないガラス。。。。
というのが、私の最初の感想です。

そして、このぽってり感と透け感。
ガラスなのに、温かみを感じます。

それに加え、実用性もあります。
耐熱なのでオーブンもOKですし、
かなり頑丈な作りなので、
日常でも気軽に使えます。

アメリカでは当時いくつものガラスメーカーがあり、
大量生産されて、日常のテーブルウェアとして
大活躍だったそうです。

ミルクガラスは、ホウケイ酸ガラスという、
現在の実験器具に使われているような
耐熱性、耐薬品性をもつ原料を
使って作られていたのですが、
普通のガラスより高温の、
2000度以上の高熱で溶かす作業が必要であり、
またガラスが硬化する時間が早くて、作るのが難しく、
高温で機械を運転させるため、
機械の寿命も短かったということで、
大変なコストをかけられて作られていたようです。

時代の流れを経て、
薄くて丈夫なガラスを安く生産できるようになったことで、
高コストなミルクガラスは1986年で生産終了となります。

Fire-Kingが日本で一気に有名になったのは、
アメリカのカリスマ主婦で実業家の、
マーサ・スチュワートさんが
アメリカンアンティークのコレクターであったから
と言われています。

そして、Fire-Kingといえば、ジェダイですが、
これはミルクガラスに翡翠色を付けた、
エメラルドグリーン色のガラスの事です。


(マーブルのパウンドケーキを、
子供達のおやつに作っておいておいたら、
夕方にはこれだけしか残ってませんでした…f^^;)

先日のアンティークの展示会でも、
ジェダイをご覧になった方が、
「綺麗な石のようですね。」
とおっしゃっていました。

本当におっしゃる通りで、
Fire-Kingのジェダイを似せて作った雑貨が
日本でもたくさん出回っておりますが、

(そういえば、先日100円ショップのセリアさんで
ジェーンレイやシェルのような形をしたジェダイ色の
プラスチック皿が販売されていましたよ!)

やはりどれも、本物には勝てない…!といった感じですね。
本物はとても綺麗な色をしています。

またこの時代特有ですが、
これらのガラスは
プレスグラスという
金型にガラスを流し込んで、
プレスして作る製法で作られています。

なので、ほとんどの製品には、
真ん中にぱっかん!と合わせた、
プレスをした跡が付いています。。。。

ちょっとわかりづらいですが、
Fire-Kingのアーリーアメリカンプレスカットの
ミルクピッチャーを真横から見た下の写真の中央、
持ち手の部分に縦に一本、線が見えます。
これが、プレスグラスですね。


が、それがまた可愛い!!
(…と思うのは私だけかもしれませんf^^;)ですし、
この時代のものであるという証ですね!

昔に作られたんだな~という証拠のようで、
私はこのラインがまたいいね~♪と思うのですが、

アンティークってことで、せっかくお金を出して買ったのに、
なにこのラインは?!という方は、
百貨店で売っているような、現代の
綺麗なグラスをお買い求めいただいた方が
精神衛生上もよろしいかと思います。

もちろん、現在の方が
技術的にも向上しているのは当たり前ですし、
むしろアンティークを購入するよりお安い値段で、
好きなだけ手に入れることができますからね^^

私がアメリカンアンティークに求めるものは、
百貨店に売っているガラスに求めるものとは、
ちょっと違いますね。

アンティークの魅力は、
・もう生産されておらず、一点ものであるということ
・古くからの歴史を生き延びてきたものであるということ
・古い物が持つ、現代の物にはない魅力があるということ
だと思います。

あとは、アメリカンアンティークは
まだ今なら、庶民の私でも購入できる値段!
ということですね。
でなきゃ、こんなに集まりません~f^^;
見ているだけになります。

アンティークのバイヤーさんに聞いた話ですが、
Fire-Kingなどは、現地のアンティークマーケットで
5年前はごろごろと安価な値段でたくさんあったのに、
今では見つけるのが難しくなってきましたし、
お値段も高くなってきました…というお話をよく聞きます。

Fire-King、Federal、Old Pyrex等のミルクガラスは
日本でもネットショップや
アンティーク雑貨のお店で購入は可能ですが、

北米にいらっしゃる方はもちろん、
北米に行かれた際には、
是非アンティークマーケットに足を運んで、
お気に入りを見つけてみてくださいね♪

(Fire-Kingのアリスに紅茶を☆
キャンドルウィックに
妹に作ってもらったスコーンとクロテッドクリームを載せて☆)